「わたしを壊せ」/というぼろぼろの犬の声が/山から地上へと/わたしへと/一直線に吹き下りてくるとき/幻の山道をのぼっていく/愛のような/みずみずしい敵意の切っ先に出会うために (小池昌代「敵意」より) 辺りは夜で、細い石畳の道にはぽつぽつと…
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